お知らせ

2017/08/25

平成29年6月25日(日)、大洲市総合福祉センターにおいて、大洲市ボランティア連絡協議会(以下、大洲市ボラ連)主催による「災害ボランティア研修会並びに南予地域ボランティア交流会(以下、交流会)」が開催され、南予地域3市5町の各ボランティア団体等の、約130名にご参加頂きました。

大洲市ボラ連の今井ヒロ子会長から、「この交流会の取り組みは、平成25年度に内子町で開催したのが始まりで、今回で3回目を迎えます。平成26年には、2市2町で行っていたものを、南予地域全域に広げボランティア団体の皆様と交流できることを、大変うれしく思っています。」とあいさつがありました。

その後、「原子力防災対策について」をテーマに愛媛県原子力安全対策課による基調講演があり、放射線の人体への影響や原子力発電設備についてお話がありました。

また、南海トラフ地震の影響について、伊方原発の安全対策等の説明がありました。万が一、原子力災害が起きた場合、左記愛媛県広域避難ベースモデル図を参考に、被ばくを受けない予防的な防護措置を含め、段階的に避難を行い、避難指示が出た場合は、一時移転を行うとされており、むやみに自主避難すると全体の避難が遅れるとシミュレーションで確認されています。

    

続けて、各市町のボランティア関係者から各種ボランティア団体の活動紹介等が行われたり、ワークショップ①として、防災頭巾を参加者の皆さんと実際に作成しました(右側

写真)。休憩の間のふれあいタイムでは、大洲オールドバンドの演奏と手話サークルドリームとの手話共演もあり、大洲市ボラ連女性メンバー手作りの銘菓「しぐれ」を食べながら楽しまれていました。

ワークショップ②は、災害対応クロスロードを行いました。このゲームは、大地震の被害軽減を目的に文部科学省が進める、「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」の一環として開発されたものです。YES・NOカード使って、災害時の対応で個々の意見を確認し、自分とは異なる意見や価値観の存在への気づきを得ることができます。

最後に、次回開催地の西予市ボランティア連絡協議会西田石男(いしお)会長より閉会のあいさつがあり、交流会を終了しました。他市町の皆様、ご参加頂きまして、誠にありがとうございました。

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